MFD - FCR Page -
火器管制レーダーページ

TWS
TWS(Track While Scan)モードはレーダーで捕らえられた全ての目標についてその高度や向きなどを合わせて表示します。
RWSよりも走査できる範囲が限られRWS-SAMより追尾データの精度は落ちるものの、レーダーに映っている全ての目標の動きと高度が一目で分かるため特に航空機が多くいる空域で役立ちます。

MFDにFCRメニューページを表示させTWSモードを選択するか、TWSページが現れるまで[F1]キーを繰り返し押します。


画面の表示内容はRWSモードと基本的に同じですが探知した全ての目標はその進行方向と高度がわかれば三角形のシンボルで表され、シンボルから伸びる線で進行方向を示し下には数値で高度(x1000ft)が表示されます。
走査する方向(方角)はレーダーカーソルの動きに合わせて変えることができます。レーダーカーソルを目標に合わせてKP[0]キーを押すとSTTモードになります。
他のモードと異なりTWSからのSTTモードは他の目標の追跡も継続します。そのため指示している目標のデータ更新は他のモードに比べ遅くなります。

オプションセレクトボタン(OSB)の機能はRWSモードとほぼ同じですが水平(azimuth)・垂直(bar)走査範囲はそれぞれ個別には設定できず、25°x3barか10°x4barの何れかにしか設定できません。